調査ファイル8

調査内容:四風神の色について



四方の風を統べる四風神。
その四風神の色を見てふと思ったこと。



10章の四風神。
左から東風、北風、南風、西風となっています。

(注目してほしいのは髪の色です。)

それに対し9章の四風神。
左から北風、南風、西風、東風となっています。
(注目してほしいのは言うまでも無く体の色です。)



何が言いたいのかというと
対応色は違えど色の種類が同じであることに注目してほしいのです。

これの意味することがなんなのかを考えました。
もしかしたら開発途中まで各四風神の色は
それぞれ同じだったのでは、という考えに至りました。

10章の色を基準に考えると
9章では北風がサンダーを放つ青、南風が炎を吐く赤、東風が誘導弾の黄色、
西風が緑、というのが本来の姿であったということになります。

証拠らしき物もあります。
9章に登場する天文学者アル・ハッハムは
こう言いました。
「長なるは北風。 凍てつく暗き淵より出ずる。
 つぐは南風。 ゆらめく赤き火の山より出ずる。
 三なるは西風。 たゆとう白き河より出ずる。
 末は東風。 すさぶる青き海より出ずる。」

10章で各四風神も同じように言っています。
北風「あらゆる命の帰るところ、凍てつく暗き淵より出ずる・・・。」
南風「あらゆる命の燃ゆるところ、ゆらめく赤き火の山より出ずる・・・。」
西風「あらゆる命の癒さるところ、たゆとう白き河より出ずる・・・。」
東風「あらゆる命の始まるところ、すさぶる青き海より出ずる・・・。」

少なくとも南風はサンダーを放つ青ではなく炎を吐く赤であったと思います。
西風も色としては赤ではなく黄色の方がしっくりくると思います。
まあこれだと今度は東風が青っぽくなってしまいますが。

しかし開発途中まで色が同じだったと仮定すると
逆になぜ完成段階で色が変わってしまったのでしょうか。

これはゲームバランスが影響していると考えられます。
四風神の強さはかなりバラつきがあり
強い順に並べたらこうなってしまったのではないでしょうか。
北風の誘導弾はガードすれば楽勝なのですが
ガード無しで戦えと言われたら間違いなく最強です。
開発初期のアクション面はガードできなかったとすれば全て納得できます。
 
 
まとめ
1、最初四風神の色は同じだった。
2、その頃アクション面ではガードできず誘導弾の西風(現北風)が最強だった。
3、ゲームバランスを考え強い順に並べよう。
4、その後アクション面でガードできるようになった。
5、色を戻すかどうか物議をかもしたが結局そのままになった。そんな感じ。

はいっ、全て妄想です。
風ザナは長い期間を経て作り込まれているので
本当に紆余曲折あったのだと思います。

四風神の色はその名残りに見えました。



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